【初心者向け】JavaScriptのfor文の使い方と繰り返し処理の基本を解説!

JavaScript基礎

JavaScriptの for 文は、「同じ処理を何度も繰り返したいとき」に使う文法です。

日常生活でも、こんなことってありますよね?

例:「腕立て伏せを10回やる」「3回深呼吸する」

このように、「同じことを何回も行う」処理をプログラムで実現するのが for 文です。

🔍 どんなときに使う?

  • 同じ処理を一定回数くり返したいとき
  • 配列の中身を1つずつ処理したいとき
  • スコアや数値を1つずつ増やしたいとき

✨ 一言でまとめると…

for 文は、「回数を決めて何かをくり返す」ためのツール!

for文の基本構文

for 文は、以下のような書き方をします

for (初期値; 条件式; 更新処理) {
  // くり返したい処理
}

🔍 各部分の意味

for (let i = 0; i < 5; i++) {
  console.log(i);
}

このコードの意味を1つずつ見てみましょう。

部分説明
let i = 0変数iを0からスタートさせる(初期値)
i < 5iが5より小さい間、くり返す(条件)
i++iの値を1ずつ増やす(更新処理)

🖨️ 実行結果:

0
1
2
3
4

iが0〜4まで出力されます(5未満になるまでくり返し)

✨ ワンポイント

くり返し回数が決まっているときに、for文はとても便利です!

実際に、for文を使って数字を0から4まで表示するコードを書いてみましょう。

for (let i = 0; i < 5; i++) {
  console.log(i);
}

このコードは、コンソールに次のように出力します:

0
1
2
3
4

🔍 説明:

i = 0 からスタートして

i < 5(iが5未満)であればブロック内を実行

実行後に i++ で1つ増える

この流れを繰り返します

✨ ポイント

0から始まるのがプログラミングの定番
配列やループは「0ベース」で数えることが多いです!

for文は、配列の中身を1つずつ処理したいときにもよく使います。

🧪 例:フルーツの配列を出力

const fruits = ["りんご", "バナナ", "みかん"];

for (let i = 0; i < fruits.length; i++) {
  console.log(fruits[i]);
}

🖨️ 実行結果:

りんご  
バナナ  
みかん

🔍 解説:

fruits.length は配列の要素数(この場合は3)

fruits[i] で、インデックス番号 i にある要素を1つずつ取り出しています

💡 ポイント:

配列は0番目からスタートするので、i = 0 から i < 配列の長さ にするのが基本形!

for文は便利ですが、使い方を間違えると意図しない動作になることもあります。
ここでは初心者がよくつまずくポイントを紹介します。

❌ 無限ループに注意!

for (let i = 0; i < 5; ) {
  console.log(i);
}

i++(更新処理)を忘れてるため、条件がずっと true になり無限ループに!

❌ イコール忘れ・不適切な条件

for (let i = 0; i <= 5; i++) {
  console.log(i);
}

i <= 5 とすると、0〜5(6回)出力される。
条件の意図をしっかり確認しよう!

❌ 配列の範囲を超えてアクセス

const arr = ["A", "B", "C"];
for (let i = 0; i <= arr.length; i++) {
  console.log(arr[i]); // 最後に undefined が出る
}

i <= arr.length だと、最後に arr[3] を読みにいって undefined になる。
→ 正しくは i < arr.length

✅ 対策のコツ:

・条件と更新処理は毎回見直す

配列.length を使うときは 「未満(<)」が基本

この記事では、JavaScriptのfor文について解説しました。

for文は、同じ処理をくり返したいときに使う基本的な文法です。
繰り返し回数が決まっているときや、配列の要素を順番に処理したいときにとても便利です。

✅ おさらいポイント

  • for文の構文は「初期値・条件・更新処理」の3つセット
  • 回数の制御や配列処理に使える
  • 無限ループや配列の範囲超えに注意!
  • 「0から始まる」のが基本

🔥 まずはこれだけ覚えよう!

for (let i = 0; i < 繰り返したい回数; i++) { }

この書き方に慣れておけば、いろんなパターンに応用できます!

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