1.if文とは?
JavaScriptのif
文は、条件によって処理を分けるための基本的な文法です。
たとえばこんな日常会話、よくありますよね?
もし雨が降ったら、傘を持っていく。
この「もし○○なら〜する」という考え方を、
プログラミングでも書けるようにするのがif
文です!
🔍 こんなときに使います
- 入力された数値が正しいかどうかチェックしたい
- 条件に応じて表示を切り替えたい
- ログインしているかどうかで処理を分けたい
💬 簡単なイメージ図(文章で)
条件が「true(正しい)」なら中の処理を実行する
条件が「false(違う)」なら何もしない
2.if文の基本構文
🧩 if文の書き方(基本構文)
JavaScriptのif
文は、以下のような形で書きます。
if (条件) {
// 条件がtrueのときに実行される処理
}
この「条件」の部分が true
(正しい)と評価されると、
中の処理が実行されます。
🧪 実際のコード例
let score = 80;
if (score >= 60) {
console.log("合格です!");
}
この例では、score
が60以上なら「合格です!」と表示されます。
もしscore
が59以下だった場合、何も表示されません。
🔍 ここでのポイント
(条件)
の部分には「true / false」で判断できる式を書く- 中の処理は
{}
の中に書く(複数行でもOK) - 条件が
false
だった場合は何も実行されない
✨ ひとことイメージ
if
文は、「これが正しければ、これをやる」ためのスイッチみたいなもの!
3.if / else の使い方
🔁 if / else とは?
さきほどの if
文だけでは、条件に当てはまらなかった場合は何もしない という動きでした。
でも、**「そうでなかったらこうしてね」**と、
別の処理を用意したいときは else
を使います。
🧩 基本構文
if (条件) {
// 条件がtrueのときの処理
} else {
// 条件がfalseのときの処理
}
🧪 実際のコード例
let score = 55;
if (score >= 60) {
console.log("合格です!");
} else {
console.log("不合格です…");
}
この場合、score
が60未満なので、
「不合格です…」と表示されます。
📌 ポイントまとめ
if
の条件がtrue→上の処理- `false→elseの処理**
- 「どちらか1つ」が必ず実行される!
✨ ワンポイント例え
if / else は「分かれ道」。
条件が合えば右、合わなければ左へ進むようなイメージ!
4.else if の使い方(複数条件)
🔀 else if とは?
条件が1つだけじゃ足りないとき、
複数の条件に応じて処理を分けたいことがありますよね?
そんなときに使うのが else if
です!
🧩 基本構文
if (条件1) {
// 条件1がtrueのときの処理
} else if (条件2) {
// 条件2がtrueのときの処理
} else {
// 上のどれにも当てはまらないときの処理
}
🧪 実際のコード例
let score = 72;
if (score >= 90) {
console.log("とてもよくできました!");
} else if (score >= 60) {
console.log("合格です!");
} else {
console.log("不合格です…");
}
この例では、
90点以上
→ 「とてもよくできました!」60点以上90点未満
→ 「合格です!」60点未満
→ 「不合格です…」
というふうに、スコアに応じて出力が変わります!
💡 else if のポイント
- 上から順番に評価され、最初に当てはまった条件の処理だけが実行される
- 全部の条件が
false
だったときにelse
が実行される
✨ イメージで理解!
if → else if → else は、「階段を降りるような条件分岐」
上から順にチェックして、最初に合ったものを選んで実行するよ!
5.まとめ
今回は、JavaScriptのif
文について解説しました。
条件分岐は、プログラミングにおいて超基本かつ超重要な考え方です。
✅ ポイントのおさらい
if
文は「条件に応じて処理を切り替える」ために使うelse
を使えば「そうでなかった場合」も書けるelse if
を使えば複数の条件に対応できる- 上から順に評価されて、最初に当てはまった条件だけが実行される
🔥 一言で覚えるなら…
「ifは分かれ道。条件に応じて、処理が切り替わる!」
📝 おすすめ練習
- 実際に
score
などの変数を使って、
if / else if / else の条件分岐を自分で書いてみましょう!
書けば書くほど、自然とif文の感覚が身につきますよ!
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